採用面接で「この会社に入社したい」と思った理由

多くの企業が人材確保に苦戦する状況となっており、効果的な人材採用は重要なテーマとなっています。
しかし、せっかくの求職者の出会いも、面接官が与える印象などによって、入社に繋がらないことがよくあります。
そこで本日は、エン・ジャパンの「企業・面接官対応の応募者への影響」調査の結果を見ていきましょう。

転職意欲が下がった企業対応、上がった企業対応

まず、「転職活動中、面接や企業の対応で”この会社には入社したくない”と思ったことはありますか？」との設問に対しては、72％があると回答しています。
また、「転職活動中、面接や企業の対応で”この会社に入社したい”と思ったことはありますか？」という設問についても、80％があると回答。
このように採用面接時の対応が人材採用に大きな影響を与えていることが分かりました。
それでは以下ではそれぞれの理由の上位を見ていきましょう。

この会社には入社したくないと思った理由

面接官の態度が不快だったため	49％
求人情報と面接の話に齟齬があったため	33％
想像していた仕事とずれがあったため	30％
応募後、企業から何の連絡もなかったため	27％
提示された給与や待遇が悪かったため	19％

この会社には入社したいと思った理由

面接官の人柄・印象が良かったため	65％
面接官が話しやすい雰囲気をつくってくれたため	46％
入社後のイメージができたため	31％
提示された給与や待遇が良かったため	22％
求人情報と面接の話に齟齬がなかったため	22％
面接日時の連絡が早かった・調整してくれたため	22％

当たり前のことですが、面接官は良くも悪くもその会社の印象を決定してしまいます。

採用面接は求職者を選考していると同時に、求職者から会社も選ばれているという意識を持って対応することが重要です。

出典

「企業・面接官対応の応募者への影響」調査（エン・ジャパン）(2022/8/19)」