その他 更新日:2024年2月19日

労務行政研究所より「2024年賃上げの見通し」が公開されました

民間調査機関の一般財団法人労務行政研究所(理事長:猪股 宏)では、1974 年から毎年、来る賃金交渉の動向を把握するための参考資料として、労・使の当事者および労働経済分野の専門家を対象に、「賃上げ等に関するアンケート調査」を実施しています。
この度、「2024年賃上げの見通し」が公表されましたので紹介します。
調査結果のポイントは次のとおりです。
  • (1)2024 年の賃上げ見通し(東証プライム上場クラス)
    全回答者 478 人の平均で「1 万 1399 円・3.66%」(定期昇給分を含む)となった。
    賃上げ率は23年実績並みの水準となる予測である。
    労使別に見た平均値は、労働側1万1941円・3.85%、経営側 1 万 1052 円・3.54%で、労働側が経営側を 889 円・0.31 ポイント上回る。
  • (2)自社における 2024 年定昇・ベアの実施
    2024 年の定期昇給(定昇)については、労使とも「実施すべき」「実施する予定」が約 9 割と大半を占める。
    ベースアップ(ベア)について、労働側は「実施すべき」が 91.8%で 9 割を超え、
    経営側は「実施する予定」が 48.4%で、「実施しない予定」の 21.9%を大きく上回る。

詳細は次のURLよりご確認頂けます。

【PDF】労使および専門家の計 478 人に聞く 2024 年賃上げの見通し(労務行政研究所)