外国人労働者を雇用している企業にとって、在留カードの確認は採用・雇用継続時の基本業務です。
(1)在留カードとは何か?
在留カードは、日本に中長期間在留する外国人(中長期在留者)に交付されるもので、出入国在留管理庁長官が適法に在留する者であることを証明する「証明書」であると同時に、「許可証」としての性格も持ちます。
(2)2026年6月14日から導入された「第二世代在留カード」とは?
2026年6月14日から、マイナンバーカードの機能を付加した「特定在留カード」が導入されるとともに、通常の在留カードも新様式に切り替わり(第二世代在留カード)、券面の記載事項が変わります。
※従来(第一世代)は16歳以上が対象でした。
そして第二世代在留カードのICチップには、下記の情報が記録されています。
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a.共通データ要素
仕様バージョン番号 - b.カード種別
- c.在留カード等の番号
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d.券面記載事項
- ア 有効期限満了日
- イ 生年月日
- ウ 性別
- エ 国籍・地域
- オ 在留資格
- カ 在留期間
- キ 許可の種類
- ク 許可年月日
- ケ 就労制限の有無
- コ 在留期間の満了日
- e.氏名イメージ・顔画像
- f.住居地イメージ
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g.資格外活動許可欄
- ア 包括許可欄
- イ 包括許可期限
- ウ 個別許可欄
- エ 在留期間更新等許可申請ステータス
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h.その他
出入国在留管理庁長官が記載した旨
(3)読取アプリのアップデートが必須
出入国在留管理庁は、在留カードのICチップ内の情報を読み取り、券面との照合によって偽変造を確認できる「在留カード等読取アプリケーション」を無料配布しています。
アプリはWindows・Mac・Android・iOSに対応しており、各公式ストアから入手できます。
アプリで情報を読み取る際の手順については、下記のように案内されています。
- a.在留カード等の名義人本人の同意を得る
- b.在留カード等番号を入力またはカメラで読み取る
- c.在留カード等を読み取る(偽変造されたカードは情報が読み取れません)
- d.読み取った画像とカード券面の記載内容を見比べて、相違ないか確認する
(4)失効情報照会も忘れずに行いましょう
在留カード番号の有効性を確認する「在留カード等番号失効情報照会」は、2026年1月5日から次のURLに変更されました。
読取アプリとあわせて失効照会を行うことで、より確実な在留資格の確認が可能です。
まずはアプリを最新版に更新し、新様式カードへの対応をしておきましょう。
詳細は次のURLよりご確認頂けます。
在留カードとは?(出入国在留管理庁)
第二世代在留カード等仕様書の公開について(出入国在留管理庁)
在留カード等読取アプリケーション/失効情報照会 サポートページ(出入国在留管理庁)
外国人雇用はルールを守って適正に(令和8年6月版)(厚生労働省)
外国人の雇用(厚生労働省)

システム関連に強く、人事総務部門のトータルアウトソーシングのプランニングおよび受託を得意とする。さらに、人事労務系のコンサルティングに力を入れており、人事制度構築コンサルティングのほか、M&Aコンサルティング等、企業の経営企画部門、人事労務部門の双方の支援をしている。

