その他 更新日:2025年5月20日

厚生労働省より不妊治療と仕事との両立に関する新しい資料が公表されました

結婚する年齢や妊娠・出産を希望する年齢が上がっていること等により、働きながら不妊治療を受ける方は増加傾向にあります。
厚生労働省が行った調査によると、不妊治療と仕事との両立ができず11%の方が離職しているようです。
不妊治療と仕事との両立を困難にしている要因としては、通院にかかる時間が読めないこと、医師から告げられた通院日に外せない仕事が入るなど仕事との日程調整の難しさ、精神面での負担の大きさ等が挙げられています。
企業や働いている人たちも、そもそも不妊や不妊治療についての認識があまりないために、企業内の支援制度の導入や利用が進まないことも考えられています。
そのような状況の中、職場内で不妊治療への理解を深めて頂き、不妊治療の内容や職場での配慮のポイントなどをご紹介する為に、厚生労働省より「不妊治療を受けながら働き続けられる職場づくりのためのマニュアル」、「不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック」が公表されました。
各資料は次のような構成となっています。
  • (1)不妊治療を受けながら働き続けられる職場づくりのためのマニュアル
  • ・企業における不妊治療と仕事の両立支援に取り組む意義
  • ・不妊治療と仕事との両立支援導入ステップ
  • ・不妊治療と仕事との両立に取り組んでいる企業の事例
  • ・不妊治療と仕事との両立を支援する上でのポイント
  • (2)不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック
  • ・データでみる不妊治療と仕事との両立
  • ・知っていますか?不妊治療
  • ・職場での配慮のポイント
  • ・不妊治療を受けている、または受ける予定の人達へ
詳細は次のURLよりご確認頂けます。
【PDF】不妊治療を受けながら働き続けられる職場づくりのためのマニュアル(厚生労働省)

【PDF】不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック(厚生労働省)

不妊治療と仕事との両立について(厚生労働省)